「汚職エリート」量産校
中国共産党の養成学校「党校」は腐敗官僚の巣窟
中国には、共産党員のみが入学できる特別な学校「党校(とうこう)」がある。一般の大学とは異なり、この学校は政治家や官僚、軍の幹部を養成するための「共産党の学校」だ。授業では法律や経済よりも、党への忠誠心や習近平思想の習得が重視される。
最近、この「党校」をめぐり、中国国内で批判の声が高まっている。
9月28日、北京で全国党校会議が開かれ、幹部の陳希(ちん・き)は「党校は党のものである(党校姓党)」と強調した。すなわち「党校に通う者は、まず党に忠誠を尽くすべきだ」という意味である。
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