災害のたびに露わになる統治のひずみ
中国の災害現場に善意の寄付も 何者かが横領か 市民から怒りの声
日本のニュースでも、中国各地の洪水や救助の映像が時折流れる。毎年のように繰り返される水害、懸命に被災者を救う救援隊。だが、カメラの外には、報じられない現実がある。人々の善意は届かず、信頼は静かに沈んでいる。
台風に伴う洪水被害を受けた広西(こうせい)チワン族自治区で、寄付金の一覧に「0.01元(約0.2円)」や「0.02元(約0.4円)」といった超少額の金額が並び、話題になっている。
一見、冗談のようだが、背景には人々の深い不信感がある。SNSでは「これは貧しさではなく、届かない善意への皮肉だ」「寄付しても消えるなら、0.2円で十分」といった声が出ている。
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