「治療より売上」──歪んだ医療現場の縮図
患者が増えて「おめでとう」 中国の病院の「お祝いポスター」に非難殺到
中国・甘粛省蘭州市の総合病院で、外来患者数の「記録更新」を祝うポスターを公表し、世間の怒りを買っている。
病気に苦しむ人の数を「成果」として祝う姿勢に、医療が本来の使命を失った中国社会の病巣が浮かび上がった。
蘭州蘭石医院は10月中旬、院内やネット上で、赤い背景に金色の文字で飾られたお祝いポスターを公表した。赤と金は中国ではどちらも祝いや繁栄を象徴する色で、結婚式や新年などの場でよく使われる。そのポスターには「再び好成績を達成」「9月の外来患者7577人、手術426件」「10月初日だけで451人を受け入れた」などと記されていた。
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