令和7年12月25日、高市総理は、都内で内外情勢調査会が開催した全国懇談会に出席した(出典:首相官邸ウェブサイト)

高市総理 対中外交の「扉はオープン」強調 国益死守と日米同盟強化で挑む安定構築

令和7年12月25日、高市総理は内外情勢調査会の全国懇談会に出席し、日中関係の現状と今後の外交戦略について語った。総理は、緊迫する国際情勢の中で、日本の国益と国民の安全を最優先に掲げつつ、中国との間で「建設的かつ安定的な関係」を構築する姿勢を改めて強調した。

現在の日中関係をめぐっては、台湾有事に関する国会答弁などの認識の相違に加え、中国側による経済的・軍事的な威圧といった「理不尽」とも言える行動が重なり、緊張状態が続いている。こうした状況に対し、対立の長期化を懸念する声もあるが、総理は一貫して「戦略的互恵関係の包括的推進」を基本方針として掲げている。

総理は、隣国同士である以上、懸念事項や課題が生じるのは避けられないという現実を指摘した。その上で、「課題があるからこそ、首脳間を含めたあらゆるレベルでの意思疎通が重要である」との認識を示している。日本側は対話の窓口を常にオープンにしており、決して扉を閉ざしてはいないというのが総理の一貫した立場だ。

▶ 続きを読む
関連記事
高市首相の改憲意向に対し、中国が「ポツダム宣言」等を盾に牽制を強めている。専門家は、これが日本の主権を縛り沖縄の領有権を揺さぶる「法律戦・心理戦」であると分析。主権国家の正当性を示す重要性を説いている
高市首相が衆院選での歴史的圧勝を受け、トランプ米大統領へ感謝のメッセージを投稿。強固な日米同盟を「無限大の可能性」と表現し、3月19日の首脳会談で安保や経済協力の具体化を目指す姿勢を強調した
2026年衆院選で自民・維新が310議席以上を獲得し、衆院の3分の2を占める歴史的圧勝。高市政権が掲げる「責任ある積極財政」や安保強化、憲法改正の実現性が高まる中、米大使も祝意を表明した
高市早苗首相が支持者との握手により持病のリウマチを悪化させ、NHK番組を欠席した
高市早苗首相は1日、Xで自身の為替発言について釈明した。「円安メリット強調」との報道を否定し、真意は「為替変動に強い経済構造」の構築と説明。一般論として外為特会の運用益などにも言及したとしている