去年は相次いで拡散 何が変わったのか
中国の台湾包囲軍事演習 今年は台湾芸能人が一斉沈黙
中国当局は12月29日、台湾を取り囲む形での大規模軍事演習を発表した。陸軍・海軍・空軍・ミサイル部隊を動員し、実弾射撃まで予告する強硬な内容だった。だが、ネットの空気は拍子抜けするほど静かだった。
例年なら、真っ先に反応が出る場所がある。中国の交流サイトだ。
中国国営メディアが威嚇的な文言を添えて投稿すれば、中国の芸能人が一斉に転送し、そこに台湾の芸能人のうち、いわゆる「愛国」系が続く。
ところが今年は違った。
「愛国」系を含む、台湾の芸能人たちは、誰一人として反応を示さなかったのである。
関連記事
台湾民主実験室は、中共関連企業がThreads上で偽アカウントや偽ニュースサイトを使い、台湾選挙期に政治的コンテンツを拡散していたとする報告書を発表した。認知戦の基盤をすでに構築していると警告
香港で国家安全法違反の疑いにより独立系書店が摘発され、台湾から持ち込まれた「禁書」が問題視された。一方で台湾では同書の購入が急増し、ベストセラーとなるなど対照的な動きが広がっている
台湾は海巡署向けに海上無人艇25隻と無人水中航走体2隻を調達する計画を進めている。米国企業の技術を活用し、中共による台湾周辺海域での活動拡大に対応する狙いがある
中共寄りの愛国主義的ネットユーザー「小粉紅」とみられる中国広東省の男性が、台湾への入境許可証をSNSに投稿し、中華民国国旗や名称を改ざんしたとして通報された。中華民国移民署は入境許可を取り消したという
矢板明夫氏に対する暴行事件に新事実。同じ会場には蕭美琴副総統も出席予定だった。台湾では「中共による越境弾圧が副総統にまで及ぶ可能性があった」との衝撃が広がる