中国共産党(中共)寄りの愛国主義的なネットユーザー、いわゆる「小粉紅」とみられる中国広東省の男性が、中国のSNS「レッド」に台湾への入境許可証を投稿し、台湾の国旗や名称を塗り替えて台湾をおとしめるような表記にしたとして、ネットユーザーが台湾移民署に通報した。これを受け、男性の入境許可は取り消されたという。
ネット上で拡散された画像によると、男性が投稿した台湾の入国許可証は今年6月に発行され、有効期限は9月までだった。発行元は台湾・桃園市の窓口で、持ち主は広東省出身の19歳未満の男性とみられる。
男性は、許可証に印刷された台湾の国旗を中共の五星紅旗のように塗り替えたうえ、「台湾台湾地区」のうち「華民」の2文字を塗りつぶし、「中国台湾」と読めるようにしていた。

氏名や証明書番号は隠していたものの、顔写真は隠していなかった。また、投稿には「男子大学生」というタグも付けていた。
その後、台湾移民署の桃園市の担当窓口からの返信とするスクリーンショットがネット上に出回った。画像によると、台湾のネットユーザーが移民署長宛ての通報窓口にこの男性を通報した。移民署は通報者に対し、男性の入国許可をすでに取り消し、入国制限の対象にしたと回答している。
返信によれば、通報は今年6月11日、入境許可の取り消しは7月6日に行われた。
このスクリーンショットが海外SNSで拡散されると、多くのネットユーザーから「自業自得だ」「民主制度をなめた結果だ」「今回は本当に台湾人はよくやったと言いたい」「こういう対応は痛快だ。もっとやるべきだ。台湾に入る際はSNSアプリも確認したほうがいい」「本当に笑える。ほかの情報を隠せば特定されないと思っているのが間抜けだ」「今後は共産党や習包子(習近平)を批判しない者は、台湾への入境を認めないようにすべきだ」などのコメントが寄せられた。
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