上はのぼせて下は冷える人に この季節の五臓バランスを整える韓国式ビビンバ
中医学は、陰陽五行を中心に据えた医学体系です。木・火・土・金・水の五つの要素は、自然界の運行原理であると同時に、人の体における五臓六腑の働きにも対応しています。五行のバランスが保たれていれば臓腑は安定し、どれかが偏れば体の働きも乱れていきます。
そのため中医学では、自然界の気候変化や五行エネルギーの盛衰をとても重視します。『黄帝内経』には「天地の気と人の気は呼応する」とあり、天の巡りに逆らわずに生きれば、病は少なく穏やかに過ごせると説かれています。古人が干支による紀年法を用いたのも、毎年の天地の五行の偏りを読み取り、それを養生や治療に生かすためだったのです。
『黄帝内経』の五運六気の理論によれば、乙巳年は一年を通して、自然界の「金の気」が不足し、「木の気」が過剰になりやすい年とされます。
関連記事
立春のころは気が動き出す一方、体が追いつかず不調を感じやすい時季。ねぎま鍋は巡りを助けながら内側を養い、陽気がのびる流れをやさしく支えます。
2026年・丙午年は水の力が強まりやすい年。冷えが心や脾を傷めやすく、動悸や不安、胃腸の不調が起こりやすいと『黄帝内経』は示します。今年の養生の要点を解説します。
真冬の強い冷えは心の働きを弱め、動悸や不安感を招くことがあります。さつまいも・生姜・黒糖を組み合わせたおかゆで、体を温め血を養う養生法を紹介します。
柚子皮の香りは気を巡らせ、果肉は潤し、はちみつはやさしくまとめる。はちみつ柚子茶にひそむ陰陽の調和と、心を整える食養の知恵を解説します。
70歳を過ぎた林さん(仮名)は長年便秘に悩まされ、ひどい時には4~5日間排便がないこともありました。さらに、彼 […]