関税政策は大統領の権限か 米最高裁が判断示さず再延期
米最高裁判所は1月14日、「トランプ政権の関税案件」の判決公表を再び延期し、明確な日程を示さなかった。市場の関心が急速に高まる中、この訴訟の焦点は、大統領が関税政策を実施する法的権限を持つかどうかという点にある。専門家は、度重なる延期は裁判官の間で判断が分かれている可能性を示していると分析している。このことは、結果的にトランプ政権側に有利に働く可能性があるとみられる。最高裁は来週以降も審理を続け、意見を順次公表する見通しである。
14日、最高裁は次回の判決公表日を明示せず、判決内容の事前発表も行わなかった。これは9日に続くさらなる延期であり、市場と世論の注目が一層高まっている。
訴訟の核心となる争点は、トランプ政権が『国際緊急経済権限法』を根拠に、貿易赤字およびフェンタニルなどの麻薬密輸を「国家非常事態」とみなし、世界規模での関税政策を推進したことにある。連邦控訴裁判所は以前、この政策が大統領の権限範囲を超えていると判断していた。
関連記事
米中間選挙で変わる米議会の勢力図。ウクライナ支援、イラン戦争、欧州への関税、台湾への武器売却にどのような影響を及ぼすのか
Googleは警察庁などと協力し、中国企業が130万台以上のネット接続機器に仕込んだ「XCPE」と呼ばれるバックドアを無力化した。
カナダで中共によるスパイ活動や外国干渉に関わる事件が相次いでいる。専門家は、安全審査や外国影響力対策の制度にはなお課題があるとして、国家安全保障体制のさらなる強化を求めている
戦争や物価高が続いても、世界の旅行熱は衰えない。2026年の旅行支出は過去最高の7.8兆ドルに達する見通しだ。物よりも思い出や体験を重視する消費者が増え、高級旅行の需要も伸びている
香港の民主活動家・黄之鋒氏に新たに懲役10年の判決。釈放は2036年にずれ込む見通しだ。評論家らは今回の判決を厳しく批判し、中共による民主派弾圧を非難