イメージ画像。北京市のネットカフェの様子。(LIU JIN/AFP/Getty Images)
見せないことで成り立つ情報統制の仕組み

中国 海外SNS閲覧で罰金 なぜそこまで規制するのか

中国湖北省で、自宅で海外のSNSを見ていた男性が処罰される出来事があった。中国事情をあまり知らない日本人からすれば、ネットを見るだけで罰金を科されるというのは不思議な話である。

当局の発表によると、湖北省鄂州(がくしゅう)市に住む男性は、3月8日夕方、自宅でスマートフォンに専用ソフトを入れて海外のネットに接続し、TikTokやXを閲覧していた。これが「許可なく海外ネットに接続した行為」と判断され、警告とともに200元(約4千円)の罰金を科された。

中国では、海外のSNSやニュースサイトの多くが通常の方法では閲覧できない仕組みになっている。専用ソフトを使って接続する行為は違反とされる場合があり、今回のように処分の対象となる。

▶ 続きを読む
関連記事
中国SNSで「皇帝を撃つ」動画が拡散。コメント欄を埋め尽くす歓声と、反乱めいた声。削除されても止まらない、中国SNSで続く「深夜の反乱」とは
中共元国防相だった李尚福と魏鳳和が、4月7日、死刑判決を受けた。中国問題研究者の袁紅冰氏は、台湾海峡有事をめぐる見解の違いや、習氏への忠誠を疑われたことが処分の一因だとの見方を示している
フランス製の象徴玩具「キリンのソフィー」が実際は中国で製造されていたとフランスメディアが報じ、当局が調査を開始。ブランド表示の実態に疑問が広がっている。
5日夜、複数のネットユーザーが投稿した写真によると、米シークレットサービスの車列が、北京首都空港高速道路や三環路付近を走行していた
中国本土のネット上で、ある女性が携帯電話のアカウントを停止されたことに怒り、自宅のベランダに立って、中国共産党の習近平党首とその妻・彭麗媛を激しく批判する映像が拡散された