中国でフードデリバリー最大手の美団の配達員の様子。(Getty Images)
赤字でも客を奪う値引き競争 業界全体で収益悪化

中国デリバリー戦争 利益消える異常事態

中国でフードデリバリーの激しい競争が続いている。

配達無料や大幅割引を各社が繰り返した結果、最大手の美団は2025年、約234億元(約5千億円)の赤字に転落した。京東(ジンドン)も巨額の赤字、アリババも利益が大きく減るなど、業界全体で収益が悪化している。

背景にあるのは、日本でよくある「お得競争」とはまったく違う構図だ。今回は「赤字でもいいから客を取りにいく異常な競争」にまでエスカレートしている。

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