中国・北京の人民大会堂で、米国の気候変動特使ジョン・ケリーとの会談を前にした中国の外交官王毅 (Photo by Florence Lo-Pool/Getty Images)

中国・パキスタン五つの提案の背後にある中南海の思惑

湾岸地域と中東の情勢が米国・イスラエルとイランの直接衝突により混乱に陥る中、中国共産党(中共)の王毅外相とパキスタンのダル外相が北京で「湾岸・中東地域の平和と安定の回復に関する五つの提案」を発表した。分析によれば、この行動は単なる外交仲介にとどまらず、中共が複雑な国際情勢の中で精密な操作を試みる多層的な駆け引きである。

中共の王毅外相とパキスタン外相は3月31日に北京で会談し「湾岸・中東地域の平和と安定の回復」に関する五つの提案を共同で発表し、中東における戦争の即時終結を呼びかけた。

この中国・パキスタン「五つの提案」には、敵対行動の即時停止、早期の和平交渉開始、非軍事目標の安全確保、および航行の安全確保が含まれる。

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