2026年3月11日、ドバイ沖の商船。近ごろ複数の商船がイランの襲撃を受け、ホルムズ海峡の航行安全が脅かされており、世界のエネルギー経済が危機に陥っている(AFP=Getty Images)

イラン ホルムズ海峡を再び封鎖 通航隻数を制限 通行料も徴収へ

4月8日、アメリカとイランの2週間の停戦発効後、ホルムズ海峡では一部で船舶の通航が再開したものの、情勢はなお緊迫している。

停戦成立後も、イスラエルによるレバノン空爆を受け、イランは海峡の通航を再び停止した。海事データによると、8日時点でペルシャ湾内では800隻を超える船舶が足止めされている。その中には187隻のタンカーを含む。これらの船舶には、原油および石油製品あわせて約1億7500万バレルを積載している。

イランは、海峡を通過する石油1バレルにつき1ドルの通航料を要求しており、制裁を回避するため暗号資産での支払いを求めている。最新の情報によれば、イランは「イスラエルがレバノンへの攻撃を続行するならば、停戦合意を破棄すると主張している。

▶ 続きを読む
関連記事
イスラエルのネタニヤフ首相は、イラン政権打倒をめぐりトランプ大統領と協議していると明らかにした。イラン南東部では武装攻撃が相次ぎ、経済悪化も続いている
中国共産党の未登録代理人として起訴された張婉瑩の事件をめぐり、元米防諜当局者が中共国家安全部の活動手法について説明。任務の分担や移動経路、通信方法などを挙げた
イランが戦闘再開に備えてミサイル備蓄を再建し、米国系ハイテクインフラへの攻撃を警告している。海上封鎖や経済難を背景に先制攻撃の懸念が高まる中、イスラエルも警戒態勢を強化。緊迫化する中東情勢を報じる
サウジアラビアの首都リヤドの国際空港でテロ攻撃が発生し、12人が死亡、300人以上が負傷した。サウジ主導の連合軍はイエメンのフーシ派による犯行とみて非難し、米トランプ大統領も強く糾弾している
トランプ米大統領は国連総会で演説し、イランに対し核放棄の「合意」か軍事的な「壊滅」かの二者択一を迫った。過去の軍事作戦の成果を強調しつつ、中間選挙後の合意成立を見込み、完全な経済的孤立への協調を呼びかけた