女子10メートル高飛び込みのワールドカップ最終戦に出場する全紅嬋選手の様子。2025年5月3日。(GREG BAKER/AFP via Getty Images)
集団中傷のあとに

中国の五輪金メダリスト全紅嬋が欠場 いじめ騒動後に残る疑問

「報奨金は、お母さんの治療費に使いたい」

「遊園地に行ったことがない。動物園にも一度も行ったことがない」

そんな言葉で多くの人の心を動かした少女が、いま競技の舞台から離れようとしている。

中国の飛び込み選手、全紅嬋(ぜん・こうせん)が2026年上半期の大会をすべて欠場することになった。理由は「けがの回復が不十分なため」と説明している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の子供が米国人観光客に「人を食べるの?」と質問。無邪気な一言だったが、その背景には長年積み重ねられてきた教育や情報環境が見え隠れする
中国の若者失業率「40%超」、投資・輸出・内需が同時崩壊している。元中共当局者が入手した習近平への極秘報告書が暴露する経済の末期症状
中国政府が失業率5.1%と発表。一方で国民の実感とは大きなズレも
中国の愛国教育イベントで、観客の男性が突然「日本兵」役の俳優を殴打する騒動が発生
専門家は、中共当局の各種の「隠れ債務」を加えれば実際の規模は300兆元に迫っている可能性があり、政府債務は中国経済の時限爆弾だと指摘