清華大学の元博士課程指導教員、鄭毓煌氏が中国経済について語る様子。(動画スクリーンショット)
名門大元教授の発言が注目集める

「世界不況ではない」 中国最高学府の元教授が語った「中国だけ苦しい」現実

「世界経済が悪いから中国経済も苦しい」。そんな見方を、中国トップクラスの名門大学・清華大学で16年間教壇に立った元教授が真っ向から否定した。

清華大学で博士課程の指導教員(博士課程の学生を指導する教授)を務めた鄭毓煌(てい・いくこう)氏は、6月18日に公開されたインタビュー動画で、「悪いのは世界経済ではない。中国だけだ」と語った。この発言は中国のSNSでも大きな注目を集めている。

鄭氏は、米国では高額なスポーツ観戦チケットが完売するほど消費が活発で、巨大スタジアムも満員になる現状を紹介。「世界経済が悪いのではなく、中国だけが悪い」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
「暑いので途中まで乗せてほしい」。その頼みを聞いて約40キロ送った運転手。しかし目的地直前、高齢男性は突然「金を払え」と脅し始めた。なぜ中国では、善意が裏切られる事件が後を絶たないのか
北京市で最も高いランドマークである「中国尊」に飛行機が直接衝突した事件が、世界的に大きな注目を集めた。分析では、北京の防空システムが突破されたことで、複数の空域上の脆弱性が浮き彫りになったと指摘されている
かつて予約困難だった中国の農村レジャー施設が、いま全国で次々と閉店。中国人の「週末の癒やし」に何が起きたのか。現地取材から見えた、不況だけではない客離れの理由
中国映画『スパイを捕まえろ』が思わぬ波紋を広げた。コメント欄には「本当に捕まえるべきは汚職官僚だ」という国民の本音があふれた。日本とはまったく異なる、中国で「スパイ」という言葉が持つ重い意味とは