中国当局の救援隊による「救援ショー」と批判される場面。(ネット動画より)
検閲をすり抜けたSOSが映す被災地

当局は「救援」アピール その陰で老人はひざまずき饅頭を乞う=中国・広西洪水

7月6日、中国南部・広西チワン族自治区で複数のダムが決壊し、大規模な洪水が発生した。横州市を中心に多くの村が浸水・孤立し、住民の中には3日以上救助を待ち続けた人もいる。

その一方、中国当局は救援活動をアピールする映像を連日発信している。

災害情報まで厳しく検閲する中国では、被災地の実態を海外から正確に知ることは容易ではない。それでも検閲をすり抜けた一部のSOS投稿やボランティアの発信が海外SNSにも転載され、孤立した住民の深刻な状況が少しずつ明らかになっている。

▶ 続きを読む
関連記事
走行中に突然炎上。原因は「芳香剤」? 別の死亡事故では検証記事が消え、事故現場まで覆われた。中国EVをめぐる不可解な展開に、またも疑問の声
仕事はない。でも毎朝「出勤」する。中国では失業を家族に隠すため、お金を払って「会社に通う」人まで現れた
怒りの沸点が低すぎる中国の日常。配達員が男性を殴打、工事作業員は警備員をハンマーで襲撃。車の割り込みをめぐる口論では死者まで。ささいなトラブルが、一瞬で凶行に変わる
大金入りのバッグを拾った中国の男性。本当の持ち主に返したい。でも、偽物が名乗り出たら?男性が考えたのは、「数字のクイズ」
午前4時、中国の街角。料理の配達バッグの中で、小さな子供が一人泣いていた。親は料理を届けに行っていたとみられる