冬の夜、路上で布団にくるまり眠る人々。中国・深圳、2025年12月(動画より)
公園や橋の下で眠り、無料の水や冷房を求めて支援施設へ

仕事も家もない 路上生活に追い込まれる中国の若者たち

仕事が見つからず、家賃を払えない。実家にも戻れず、公園や橋の下で夜を明かす。そんな若者が、中国の都市部で目立ち始めている。長引く不景気の中、失業がそのまま路上生活につながる現実が広がっている。

米国の作家で中国問題の専門家、ゴードン・チャン(Gordon Chang)氏は、最近の報告をもとに、中国のホームレスは約4750万人に上り、2020年の約5倍に増えた可能性があると指摘した。今年は中国経済がさらに悪化しているため、現在の路上生活者が減ることはなく、さらに増えているとみている。

ただし、中国には詳しい全国統計がなく、実際の人数は確認できていない。それでも中国のネット上では、公園や歩道、橋の下で眠る人々の映像が相次いで投稿されており、その多くが若者だ。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の10月の大型連休で、各地で数時間の充電待ちが発生し、最長7時間待った例も。充電器の増設が進む一方、需要の集中や設備投資の偏り、業界の過当競争など構造的な問題が浮上
ブランチ米司法長官は、中国共産党による越境弾圧への対応を司法省の「最優先事項」と表明した。FBIや財務省など政府機関のあらゆる手段を活用し、関係者への捜査・訴追を続ける方針を示した
中国経済は「日本化」に向かうのか、それとも「ソ連化」に向かうのか。近年、両説にはそれぞれ支持者がいたが、今、新たに第3の可能性として「ソ連式日本化」が浮上している。
中国の俳優・王星が昨年だまされてミャンマー東部ミャワディに連れ去られた事件で、新たな捜査資料が明らかになった。王星は4日間で3回転売され、人身売買組織は学歴やタイピング速度などを基準に被害者を値踏みし、最大20万元で売買していた
映画より昼寝サービスが人気、巨額を投じて大々的に宣伝した映画には見向きもしないのに、「ひどすぎる駄作」には客が殺到。客離れの裏で何が?