2025年12月3日、米ニューヨークのリンカーン・センターで開かれたイベントで講演するAnthropicの最高経営責任者(CEO)兼共同創業者、ダリオ・アモデイ氏(Michael M. Santiago/Getty Images)

アンソロピックCEO AI開発減速を巡り「中国共産党が難題になる恐れ」

アンソロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)は9月13日、自身が提案する人工知能(AI)開発の減速を巡り、敵対国、特に中国共産党(中共)が同時に開発速度を落とすことを拒否すれば、米国が巨大な戦略的リスクに直面することが「最大のジレンマ」だと述べた。

アモデイ氏は同日、米CBSのインタビューで、中共政府が開発速度を落とさない場合でも、米国はAI開発を減速すべきかと問われ、「これが最大のジレンマである。われわれが置かれている状況で最も難しい側面だ」と答えた。

同氏は、米国と旧ソ連が締結した核兵器条約を潜在的なモデルとして挙げたが、その実現への期待も低いと警告した。

▶ 続きを読む
関連記事
戦争や物価高が続いても、世界の旅行熱は衰えない。2026年の旅行支出は過去最高の7.8兆ドルに達する見通しだ。物よりも思い出や体験を重視する消費者が増え、高級旅行の需要も伸びている
香港の民主活動家・黄之鋒氏に新たに懲役10年の判決。釈放は2036年にずれ込む見通しだ。評論家らは今回の判決を厳しく批判し、中共による民主派弾圧を非難
欧州議会議員14人が、中国BYD車の安全保障リスクを問題視し、EUに調査と公共調達からの排除を要求
フランスの血液保管施設がサイバー攻撃を受け、冷凍庫の設定温度が最高110度に改ざんされた疑いが浮上。血液製剤に被害はなかった。欧州各国でも冷蔵・冷凍設備へのハッキング被害が報告されている
英国議会の委員会が、中国製コネクテッドカーやIoT機器の安全保障リスクを警告。中共による情報収集や遠隔操作を懸念し、重要インフラへの導入制限を提言した。英国の大学と中共軍関連機関の共同研究にも警鐘