氷点下の寒さの中、信訪局前で順番を待つ陳情民の列。中国・北京、2026年1月(新唐人)
「最後の訴え先」で繰り返される悲劇

訴え届かず絶望 陳情民が陳情局前で農薬飲み命がけの抗議=中国

地方で何度訴えても解決しない。最後の望みをかけて北京まで来ても、声を聞いてもらえない。

中国・北京で9月16日、市民の訴えを受け付ける政府機関「国家信訪(陳情)局」を訪れていた陳情者2人が農薬を飲み、その後死亡したと現場にいた陳情者が本紙に明らかにした。

中国には「信訪」と呼ばれる陳情制度がある。土地の強制収用や行政とのトラブルなど、地方で解決できない問題を抱えた市民が、上級機関に救済を求める仕組みだ。北京の国家信訪局は、長年訴え続けてきた人にとって「最後の訴え先」の一つである。

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