ナスダック市場への上場(IPO)にあたり、タイムズスクエアのナスダック・マーケットサイトにて、ビデオ通話を通じてスピーチを行うSpaceX(スペースX)の創業者兼CEO、イーロン・マスク氏 (Photo by Spencer Platt/Getty Images)

マスク氏 テスラとスペースXの合併に前向き 狙いと課題は

イーロン・マスク氏は10月20日、EV大手テスラと宇宙開発企業スペースXの合併を支持する考えを示した。合併が実現すれば、企業価値が約3兆5千億ドルに達する巨大企業が誕生し、世界有数の企業価値を持つ企業となる見通しだ。

これまで、テスラとスペースXは、基本的に独立した企業とみなされてきた。しかし、マスク氏がAIやロボット、先端製造、衛星通信、計算インフラなどの分野に事業を広げるにつれ、両社の事業領域は次第に重なり始めている。AI向けの計算インフラには、地上のデータセンターに加え、将来的に宇宙軌道上に建設される可能性があるデータセンターも含まれる。

マスク氏は、両社の合併を支持する理由について、双方に大きな相乗効果が期待できるためだと説明した。

▶ 続きを読む
関連記事
世界のデータ通信を支える海底ケーブル。中共の干渉やマラッカ海峡への集中を懸念し、西側企業が敷設ルートを変更している。南シナ海で高まる安全保障上のリスクと、日本の役割とは
EUが中国製品への輸入制限拡大を検討している。化学品、家具、機械などを対象に、輸入割当や追加関税を導入する案が浮上。対中貿易赤字が3600億ユーロに達するなか、早ければ2027年初めにも具体案を示す見通しだ
欧州の過度なEVシフトと中国勢の台頭による自動車業界の苦境をレポート。補助金や規制に依存した市場の歪みと、西側メーカーが直面する課題を解説します
「メッカ共同防衛協定」に署名したサウジアラビア、トルコ、パキスタンは10月26日、高官をテヘランに派遣し、イラン指導部と地域の安全保障について協議する予定だ
イランが支援するイエメンのフーシ派がサウジアラビアへの攻撃を激化させる中、エジプト議会は10月26日、同盟国サウジへの軍事支援を承認した。