「一帯一路」関連の駅崩落事故が転機 セルビア議会選で学生勢力が勝利
セルビア議会選で、学生主導の新勢力「学生名簿」が過半数を獲得し、政権交代への道を開いた。運動の発端は、中国共産党(中共)の「一帯一路」関連事業で改修されたノビサド駅のひさし崩落事故。汚職や契約の不透明さへの抗議が、長期政権を破る力に変わった。
セルビアの選挙で、12年にわたって政権を維持してきた与党が大敗し、政権交代が確実となった。中国やロシアとの関係を重視してきたアレクサンダル・ブチッチ氏の政権に対し、大学生や大学教授、各分野の専門家らが集まった新勢力「学生名簿(Student List)」が支持を広げた。得票率は52%を超え、議席の過半数を獲得した。
開票が進むなか、ブチッチ氏は「われわれはこの選挙に敗れた。敗北はもはや決定的である」と認めた。
関連記事
スペインの高速鉄道で起きた重大な追突事故で、少なくとも68人が死亡した。新たに公開された運行指令の通話録音3件から、事故前の重要な17分間の経緯が明らかになった。
EUが中国製品への輸入制限拡大を検討している。化学品、家具、機械などを対象に、輸入割当や追加関税を導入する案が浮上。対中貿易赤字が3600億ユーロに達するなか、早ければ2027年初めにも具体案を示す見通しだ
欧州の過度なEVシフトと中国勢の台頭による自動車業界の苦境をレポート。補助金や規制に依存した市場の歪みと、西側メーカーが直面する課題を解説します
フランスで大規模な抗議活動が続くなか、右派政党「国民連合」のマリーヌ・ルペン氏が2027年の大統領選に向けた活動を本格化させた。治安回復や移民規制の強化、減税を掲げ、国民の支持を訴えている。世論調査では支持率首位に立つ一方、有罪判決が選挙戦に影響する可能性もある