中年期に代謝の健康を守ることが、アルツハイマー病の予防で大きな役割を果たします。
アルツハイマー病は「脳のエネルギー危機」の可能性 神経科医の見方
アルツハイマー病をめぐる議論は、アミロイド斑や神経原線維変化(タウのもつれ)、炎症に集中しがちです。著名な神経科医でベストセラー作家、アメリカ栄養学会フェローのデビッド・パールマター医師は、より上流、つまり体がエネルギーをつくり、使う仕組みに目を向けるよう促しています。
パールマター氏は、代謝の機能不全が、脳が記憶の問題を抱えやすくなる過程の主要な要因の一つだと警告します。
「燃料を適切に使う脳の能力は、物忘れが出始める数十年前から損なわれています」と、EpochTVの番組「バイタルサインズ」で語りました。
関連記事
パーキンソン病の人を対象としたダンスは、歩行やバランスの改善に役立つ可能性があり、表現する喜びや人との交流も生みます。専門医の解説と各国のダンス教室での体験を紹介します
記憶力の変化は、何歳ごろから現れるのでしょうか。新たな脳画像研究では、50代と20代の記憶テストの成績に違いが見られました。中年期の脳で何が起きているのかを探ります
更年期に減少する女性ホルモンは、脳の働きにも関係しています。なぜ女性にアルツハイマー病が多いのか。研究で見えてきた脳の変化と、ホルモン療法の可能性を紹介します。
食べる量が同じでも、「いつ食べるか」で脳の働きが変わるかもしれません。47人の女性を追跡した研究で、早い時間帯に食事を済ませるグループだけに認知機能の改善が見られました