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中国の自然資源消費、再生速度の2倍=WWF報告書

 【大紀元日本6月12日】世界自然保護基金(WWF)は6月10日、報告書を発表、中国は現在、地球環境容量の15%を消費し、1960年代以来、その自然資源の消費は自国の生態環境の資源提供能力の2倍以上に達する、などの調査結果を公表した。

 WWFと「中国環境と発展国際合作委員会」共同で作成した同報告書によると、生態消費を示す指数(Ecological Footprint)について、2003年までの統計では中国は1.6ヘクタール。すなわち、中国人1人の現在の生活スタイルを維持するには、生産能力のある土地1.6ヘクタールが必要であるという。その数値は全世界平均の2.2ヘクタールを下回っているが、同報告書は、「人口が膨大で、経済発展の状況を考えると、中国は多くの危機に直面している。米国同様の発展路線を歩むと、地球全体の生態環境による支えが必要、これは現実に不可能である」と指摘。米国のEcological Footprintは約10ヘクタールに達しているという。

 中国の環境保護問題に取り組んでいる元北京大学教授の賈氏は米国VOAの取材で、中国の経済発展が生態環境にもたらす強い圧力を鑑みて、当局は持続的な発展を維持するには、その重要な課題を解決せざるを得ない、と述べた。

 また、経済の発展により、中国のエネルギー需要、温室ガスの排出量も持続的に激増し、二酸化炭素排出国のNO.2となっている。米国VOAは、「その重要な原因の一つは、中国のエネルギー利用効率が低いことにある」と指摘した。「中国煤炭経済研究所」の以前の調査報告によれば、中国の単位GDPあたりのエネルギー消耗率は世界平均値の2.2倍、米国の2.3~4.3倍、日本の8~11.5倍、欧州の4.5~7.7倍。

 今回公表されたWWFの報告書の作者の1人、中国科学院の地理科学と資源研究所の首席研究員・謝高地氏は、「今回は初めて大量の資料と情報を総合分析し、中国の実際の状況に基づいて、生態資源の消費、生物の負荷能力を管理する戦略が重要不可欠と提案した」と説明。

 WWFは、 100 を超える国々で活動する世界最大の自然保護 NGO (非政府組織)。 1961 年にスイスで設立され、現在は、地球全体の自然環境の保全に幅広く取り組んでいる。

(翻訳・編集/叶子)


 (08/06/12 06:55)  





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