【中国のことわざ】既往不咎
【大紀元日本8月5日】【既往不咎 Jì wǎng bù jiù 】既往は咎(とが)めず。過去のことはいたずらにとがめだてしない。→過去のことは今更とやかく言っても仕方がない、これからは失敗を繰り返さないように慎むことが大切であるということ。
魯の哀公は孔子の弟子である宰我に、社稷(しゃしょく)の火事の修復に当たって、どんな神木を植えればよいか、と問うた。古くから各時代ごとに、その都の土に適した木が神木として植えられたからである。
宰我は、「夏の時代には松を植え、殷の時代には柏を植え、周の時代になってから栗を植えるようになりました」と答え、更に、「周の時代に栗を植えたのは、罪を犯す者は厳しく罰するぞと、人民を戦慄せしめ【慄と栗は同音】、統治しようとしたためだと思います」と付け加えた。これは、哀公が国を良くするために、平子が昭公を強制的に逃亡させた罪を討伐しようとしているという哀公の政治的意図を暗に指していたのである。
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