米タイ首脳会談、関係改善の兆し トランプ氏は貿易赤字縮小望む
[ワシントン 2日 ロイター] – トランプ米大統領は2日、訪米したタイのプラユット首相とホワイトハウスで会談した。両国の関係は、タイで2014年に軍事クーデターが起きて以来、冷え込んでいたが、今回の会談で関係改善の兆候が示された。
大統領は会談で、米国のタイとの貿易赤字を縮小したい意向を表明。タイの政府関係者に対し、「両国の通商関係は重要度を増している。タイは貿易相手として素晴らしい国だ」と述べた上で、「可能であれば、タイ側への輸出を増やしたい」と語った。
米通商代表部(USTR)によると、昨年の米国の対タイ貿易赤字は189億ドルだった。
関連記事
サウジアラビアの首都リヤドの国際空港でテロ攻撃が発生し、12人が死亡、300人以上が負傷した。サウジ主導の連合軍はイエメンのフーシ派による犯行とみて非難し、米トランプ大統領も強く糾弾している
あの香港はどこへ消えたのか。老舗が閉店し、夜の街からにぎわいが消え、失業者は15万人超。現地住民が語る変わり果てた香港の姿。自由と繁栄を誇った街に、今何が起きているのか
対中貿易赤字と中国の過剰生産への警戒を背景に、EUが対抗措置を強めている。独仏も「貿易バズーカ」の導入を共同で要求。協力重視から経済安全保障重視へと転じるEUの対中政策と、経済対立が激化するリスクを読み解く
EUは中国製ハイブリッド車などのEU向け輸出抑制で中国側と合意。対象車の輸出台数を半分以上減らせるとするが、具体策は未公表。対中貿易赤字は1日約1773億円に上り、貿易不均衡の是正が課題となっている
ルビオ米国務長官はポルトガル訪問で、欧州諸国が重要物資を中国など特定の一国に依存すべきではないと警告した。中国資本がポルトガルの電力や金融分野で存在感を強めるなか、EUも対中依存の低減を検討