サウジアラビアの国際空港でテロ攻撃 12人死亡300人以上負傷

2026/10/11
更新: 2026/10/11

トランプ大統領「サウジアラビアで起きたことは容認できない」と発言

サウジアラビア主導のアラブ連合軍(イエメン介入軍)は日曜日、サウジ首都の国際空港の旅客ターミナルに対する土曜夜遅くのテロ攻撃により、12人が死亡し、300人以上が負傷したと発表した。連合軍は、隣国イエメンのイラン支援を受けるフーシ派による攻撃だと非難している。

リヤドのキング・ハーリド国際空港への攻撃は「慣習国際人道法に基づき、本格的な戦争犯罪に該当する」とサウジ主導の連合軍は声明で述べた。

アメリカのルビオ国務長官はこの攻撃を強く非難した。

ルビオ長官はミサイル攻撃の報道から数時間後の声明で、奪われた「数多くの罪のない命」の中にアメリカ人1人が含まれていると明かした。

サウジ主導の連合軍は声明の中で、そのアメリカ人に加え、死者にはサウジアラビア人4人、バングラデシュ人2人、パレスチナ人1人、エジプト人1人、ヨルダン人1人、シリア人1人、スーダン人1人が含まれていると述べた。

連合軍によると、負傷者は複数の病院で治療を受けているという。民間航空当局は日曜未明、重篤な状態にある負傷者もいると発表した。

過去1週間、サウジの空港に対してフーシ派による攻撃が複数回発生しており、10月7日にはキング・ハーリド国際空港への攻撃についてフーシ派が犯行声明を出している。

サウジ主導の連合軍は、フーシ派の弾道ミサイル能力や武器庫を標的とした軍事作戦でこれに対抗した。

「我々はテロ組織であるフーシ派民兵の弾道ミサイルネットワークの解体と破壊を進めている」と、連合軍報道官のトゥルキ・アル・マリキ大佐はXの声明で述べ、これまでに136の軍事目標を破壊したと明らかにした。

フーシ派は今回の最新の攻撃については犯行声明を出していない。

米国務省は、同地域を渡航するアメリカ人に対して警戒を怠らないよう警告している。

在リヤド米国大使館は10月11日付の更新情報で、「すべてのアメリカ国民に対し、当該空港およびその周辺地域を避けるよう強く推奨する」と述べた。

さらに「サウジアラビア国内のすべての主要空港を利用する際は、細心の注意を払ってほしい」と付け加えた。

攻撃直後、トランプ大統領は、アメリカがフーシ派に対するサウジの攻撃に加わるかどうかについて問われた。「その可能性はある。検討する予定だ」と大統領は記者団に語った。「直近の攻撃について知ったばかりだ。したがって、我々は判断を下す。我々の動きは極めて速い」

その後、トランプ大統領はサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン王太子と攻撃について協議する意向を示した。

「サウジアラビアで起きたことは容認できない」と記者団に述べた。

今回の犠牲者数は、2月にイラン戦争が始まって以来、湾岸アラブ諸国への攻撃としては最も被害の大きいものとなった。この紛争は最近、サウジ・イエメン国境および紅海における新たな前線で激化しており、フーシ派とサウジアラビア主導のアラブ連合軍・政府軍との間で戦闘が続いている。

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は日曜日の声明で「民間人および民間インフラへの攻撃は国際法違反である。これらの攻撃は直ちに停止されなければならない」と表明した。

アラブ連盟の加盟22カ国を代表するアラブ内相評議会もこの攻撃を非難した。

ムスリム世界連盟のモハメド・アル・イッサ事務総長は、このテロ行為は「あらゆる宗教的価値観、国際法、そして人道的規範に違反している」とし、「民間人や民間インフラを意図的に標的にする、このテロ組織民兵の犯罪的なやり口を反映している」と述べた。

世界のニュースを取材・編集する記者。環境調査の経験あり。