大紀元時報

ヘロイン中毒から抜け出して1年、クリーンに生きる女性

2019年09月02日 12時16分
Caroline has now managed to turn her life around. (West Midlands Police)
Caroline has now managed to turn her life around. (West Midlands Police)

元ヘロイン中毒者の女性が、1年で劇的な変化を遂げた。

キャロライン・ベストはヘロインとコカインに翻弄される人生の中、15年間にわたって刑務所の出入りを繰り返していたとThe Mirror(イギリスの主要な日刊タブロイド紙)は報道する。

1年前、キャロラインは心不全を起こす可能性があり余命1年だと医師から伝えられた。

ウェストミッドランド警察のスチュアート・トゥーグッド警部は、そんな彼女に手を差し伸べた。

 


警部の助けの下、キャロラインは昨年の8月よりリハビリを開始し、今年の8月27日には麻薬を断って12ヵ月が経過した。

「スチュアート・トゥーグッドさんのおかげで、今や社会の一員として働くことができています。私一人では到底できなかったことで、とても感謝しています。誰もが麻薬を克服できるんです」そうキャロラインは語る。

Caroline has now managed to turn her life around. (West Midlands Police)

トゥーグッド氏は以下のように話す。「我々が行なっている犯罪者リハビリプログラムでは今まで9人の犯罪者にリハビリを実行させてきました。プログラムを修了した5人のうち、1人はティンプソンで正規雇用され、2人はビリンガム・マインド・チャリティでボランティアとして働き、社会人教育コースを修了しています」

「また、2人はアフターケアとしてドライハウス(※アルコールやドラッグが一切禁止された住居)に居住しており、1人は雇用予定、もう1人は社会人向けの教育コースを受講する予定です。残りの4人は治療中で経過良好です。他にもリハビリに進むための過程を踏んでいる者が数名います」

アメリカへ入ってくるフェンタニルの大半は中国から来ている。

アメリカにある違法・人工フェンタニルの原因のほとんどが、中国の『輸出経済の戦略と規制制度の欠落』によると、シンクタンクのランド・コーポレーションが連邦議会で証言した。

彼らは米国国土安全委員会に以下のように報告した。オピオイドの蔓延は元々オキシコドンやハイドロコドンの過剰処方が原因だったが、2019年までには違法・人工オピオイドが『オピオイド過剰摂取による全死亡の約3分の2』を占める結果となった。

Bags of heroin, some laced with fentanyl, are displayed before a press conference regarding a major drug bust, at the office of the New York Attorney General, in New York City, on Sept. 23, 2016. (Drew Angerer/Getty Images)

薬学的純度の高いフェンタニルは、モルヒネよりも80-100倍の強度がある。1968年に化合物が経皮薬パッチとして認可され、薬物治療中のがん患者の疼痛管理に利用されてきた。

米国税関・国境警備局実施統計によると違法フェンタニルの年間押収量は2013年の1kgから2018年には約1000kgへと急増。米国各所でヘロインから人工オピオイドへと移行が見られ、法的なフェンタニルの押収件数は米国内だけでも2013年の1000件から2017年には59000件以上へと跳ね上がった。

米国疾病対策センターは、28000件ものオピオイドによる死亡が2017年に確認され、その大半はフェンタニルによるものだという。その結果を踏まえ、トランプ大統領と習近平国家主席はアルゼンチンでのG20サミットで「中国は、フェンタニルの製造及び輸出に対する罰則の規定を定める」という合意に至った。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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