インド、海外からの投資保護へ新たな法律策定中=政府当局者

[ニューデリー 15日 ロイター] – 複数の当局者によると、インド政府は海外からの投資を保護する新たな法律の策定を進めている。紛争解決プロセスを加速させることでさらなる外資を取り込み、低迷する国内経済の押し上げを目指したい考えだ。

財務省は40ページにわたる草案の中で、投資家と政府間の紛争解決に向け、調停役の任命や訴訟手続きの迅速化を提案しているという。

当局者の1人は「海外投資の促進が狙いだが、投資家にとって重要な問題は契約の履行と迅速な紛争解決だ」と語った。

インドでは最近、一部の州政府が承認済みプロジェクトの見直しを決めたり、契約解除の可能性を警告したりして、投資家の信頼感低下につながっている。

草案は公開されておらず、各省や規制当局が精査しているところだとして当局者らは匿名を条件に語った。

財務省の報道官はコメント要請に応じていない。

インドの既存の法制度の下では紛争解決には数年かかることが多い。

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