5時に目覚める人は腸に問題あり?目覚める時間帯から分かる体のトラブル

理由が分からず、夜決まった時間に目が覚めたり、眠りが浅いなどの症状などで最近は睡眠障害に悩んでいる人がたくさんいます。そういう習慣だと思ってあまり深く考えていない人もいますが、実はこれは体の奥深いところで、何かが意思疎通していることによる「気づき」であり、それは神からのメッセージなのです。

©Falun Gong in Sydney & NSW

伝統的な中国医学によると、体の「エネルギー経線」は体を元気にする体内時計と関係があると言われています。決まった時間には寝られない、また夜中に目が覚めるという現象は見過ごすべきものではないというのです。

1.夜9時~11時の間に眠りにつくのが難しい人

Shutterstock / Dmytro Zinkevych

9時~11時の間に眠りにつく人は多いと思います。この時間帯に眠りにくい人は、ストレスを強く感じている人かもしれません。瞑想して、心配事から解放されると気持ちよく眠りにつけるでしょう。

2.夜11時~朝1時の間に目が覚める人

Shutterstock / Mladen Mitrinovic

中国医学によると、この時間帯に胆嚢が昼間に消費した脂肪を分解しています。この時間に頻繁に起きる人はもっと健康的な食事を心がけるとよいでしょう。また変に感情的になっていることも原因の一つです。悲しみや憤りを受け入れ、許す気持ちを持ちましょう。

3.朝1時~朝3時の間に目が覚める人

Shutterstock / Magic mine

経線が肝臓とつながっていて、「陽」のエネルギーが強すぎるか、怒りを強く感じているかのどちらかっです。怒りと肝臓の働きは関連があると中国医学では言われています。

怒りは肝臓と関係があり、怒りっぽい人はその怒りを解放するようにしましょう。いつも怒りを感じている人は肝臓の機能もバランスを崩すことになります。

怒りを和らげるためには、寝る前に冷たい水をコップ一杯を飲むか、瞑想するのがいいでしょう。

4.朝3時~朝5時の間に目が覚める人

Shutterstock / ranjith ravindran

この時間帯はと関係している。死別や後悔などの深い悲しみに襲われています。もう一度眠りにつくためには、何か明るいことを考えて、深呼吸をし、目を閉じることです。また、神が何かをあなたに告げようとしているからこの時間に目が覚めるとスピチュアル的に捉える説もある。

5.朝5時~朝7時の間に目が覚める人

Shutterstock / Magic mine

この時間帯に目覚める人はすごく多いと思います。しかし、伝統的な中国医学では、この時間帯は大腸と関係があり、まだ心のどこかにわだかまりがあることを意味しています。もう一度眠りにつくためには、ストレッチをして体を動かしたり、トイレに行ったりすることです。

私たちは体から発せられるメッセージに耳を傾ける必要があります。すごく大事なメッセージを伝えてくれているからです。古代中国の知恵は何世紀も超えて西洋医学よりも私たちの体内時計についてのより多くの知恵が蓄積してきたのです。

もっと質のよい睡眠を取るために

Shutterstock / Realstock

睡眠は健康や気分、集中力などに影響を及ぼします。古代中国医学によると睡眠障害にも色々種類があり、気のバランスを崩すと睡眠にも悪影響を及ぼすとのことです。

一般的に不眠症は、体の中の陰の不足のために起きると言われています。反対に寝すぎは陽の不足です。

食事で睡眠の質を上げる

 

Shutterstock / Barnaby Chambers

陰の食べ物をたくさん食べ、陽の食べ物を減らすと不眠症が改善できます。水分の多いキュウリや、スイカ、豆腐などは陰の食べ物です。アルコールやカフェイン、甘いもの、辛い物を減らすと陽が上がります。

寝る前のセルフメッセージ

Shutterstock / New Africa

眠る前に安眠ツボを押さえるといいでしょう。このツボは耳の後ろにあって、乳様突起の隣のくぼみにあります。ここを軽く100回ほど押さえると効果的です。

またふくらはぎの下の方を抑えるのもいいです。脳の過活動を抑制し、目を閉じやすくしてくれます。
また足湯をすると血液の流れがよくなり、リラックス効果も得られます。

9時~11時の間にベッドに入る

Shutterstock / Dusan Petkovic

この時間帯がベストです。肝臓と胆嚢が体の気を調整し始める時間帯だからです。また肝臓と胆嚢が感情やホルモンバランスを整えてくれます。現代医学では、ストレスホルモンのコルチゾールが減り、不安な気持ちが弱まる時間帯です。

つまり、「真夜中前に眠りにつくことは真夜中過ぎにとてもいいことがある」と言うことです。

(大紀元日本ウェブ編集部)