アングル:縮む日本、「復興の火」運ぶ三陸鉄道の行き先

基太村真司

[宮古市(岩手県) 24日 ロイター] – ピンクゴールドに光るランタンの中で、時折揺らぐ小さな炎が、ローカル線の車内をうっすらと暖かく照らす。三陸の海を象徴する青、情熱を表す赤い線が伸びやかに描かれた列車は、大事な炎を消すまいと気をつけるかのように、どんよりした空の下を、ゆっくりと動き出した。

古代オリンピック発祥の地ギリシャから日本に到着した炎は、延期が濃厚となり始めた東京五輪の聖火リレーを前に、東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方を巡る。22日には岩手県の三陸鉄道宮古駅前に到着。新型コロナウイルスの影響で式典が縮小されたにもかかわらず、列車に乗り込む「復興の火」を一目見ようと、大勢の人が集まった。

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