(Mrhayata/Creative Commons)

本当に美しい人になるには

「美人」というと、どんな顔を想像するでしょうか。顔が整っている人はたくさんいますが、なんとなく意地悪そうに見える人もいれば、気が強そうな印象を与える人もいます。また、華やかだけど、品がないと思わせる人もいます。本当の「美」とは何でしょうか。他人に安らぎと信頼感を与え、慈悲に満ちた顔立ちをしている人が本当の美人なのです。

それでは、心の変化によって顔が変わってしまった人の話を紹介しましょう。

画家は毎日のように街頭に立ち、自分が描くキリストのモデルになってくれそうな人物を探していた。ある日、画家は品のある顔立ちをした、高潔そうな一人の若者を見つけ、彼にモデルを依頼した。若者に数回会った後、5年の歳月をかけて、やっとキリストの絵を完成させた。今度は、キリストを裏切ったユダを描きたくなり、再び街頭で、長時間かけてユダに似ている人物を探し出した。彼は苦労して探し出したモデルを自宅に招き、絵を描いた。ある日、そのモデルは突然泣きだした。5年前にキリストのモデルをやったのは、自分だと言うのだ。たった5年の間に、若者の心は善から悪に変化し、容貌までもが変わってしまっていた。

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