やめられないロックダウン 迷走する中国の行方は
冷戦が終結した頃、「歴史の終わり」という学説が注目を浴びた。ソ連崩壊によって、最良の政治体制は民主主義であることが証明されたという主張である。繁栄と発展を望む国は、必然的に自由経済と民主主義の両方を受け入れると考えられた。
東欧や多くの国がその方向へ進む中、世界は中国も追随することを期待した。
しかし、そうはならなかった。経済は自由化されたものの、中国共産党は強硬な支配を続けた。経済が目覚ましく発展したため、厳しい政治体制と経済的自由を合わせ持つ国が最も成功するという主張も出てきた。民主主義よりも、全体主義の方が効率的というわけだ。
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