ウラジオストクの街並み。2022年9月撮影 (Photo by KIRILL KUDRYAVTSEV/AFP via Getty Images)

ロシア連邦保安庁、在ウラジオストク日本総領事館の領事を拘束 「限定配布資料を入手した」

タス通信によると、ロシアの情報機関「連邦保安庁(FSB)」は26日、限定配布された情報を入手したなどとして、在ウラジオストク日本総領事館の領事を拘束したと発表した。

タス通信によると、欧米諸国の経済制裁がロシアの沿岸地域に与える影響について記した機密文書を同外交官が入手したという。

ロシア外務省は別の声明で、領事は「48時間以内にロシアを離れなければならない」と付け加えた。

ロシア側は領事を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」と指定し、外交チャネルを通じて日本側に抗議したという。

関連記事
中国共産党の統治に反感を抱く中国人が続々と東京に集っている。識者らは、辛亥革命時に日本人が孫文らを支援した歴史を想起し、「義を見てせざるは勇なきなり」の精神で中国人と付き合うべきだと指摘した。
亜細亜大学の范雲濤教授(61歳)=中国籍=が昨年2月に中国へ一時帰国した後、行方不明になっている。政府に対してもっと積極的な対応を求める声が高まってる。松原仁氏は24日の衆院外務委員会で、上川陽子外相に対し、范雲濤教授の失踪について外務省の対応を問いただした。上川外相は、3度質問したにもかかわらず、ノーコメントで答えることを繰り返し、中国に対し口をつぐむ、具体的な対応は公表していなかった。
中華民国の次期総統、頼清徳氏は、4月30日台湾を訪問した自由民主党の鈴木貴子青年局長一行との会談した。総統府によると、頼氏は、5月20日に総統に就任した後も、「各方面での協力関係をさらに強化することを期待している」と述べのに対し、鈴木貴子衆院議員は日台関係は今後、「必ずさらに強固になるだろう」と応じた。
外務省が最新の「日本2024年版の外交青書」を発表した。中国との関係において「互恵的」であることを再確認しつつ、中国の軍事的脅威の増大に対する日本の懸念を強調した。
自民党の麻生太郎副総裁が2024年4月23日にニューヨークのトランプタワーでトランプ前米大統領と約1時間にわたる会談を行った。この会談は、トランプ氏が再選された場合に備え、両者の良好な関係構築を図るものとみられる。