中国広東省の街中で2023年5月12日午前、重機を使って無差別に車両や通行人を攻撃する凶悪事件が発生した。写真は容疑者の男が犯行に使用したとされる重機。(SNS投稿動画のスクリーンショット)

広東の街中で無差別攻撃事件が発生 凶器はなんと大型重機「またも社会報復か」

中国広東省の街中で12日午前、土木作業などに使われる大型重機によって無差別に車両や通行人を攻撃する凶悪事件が発生した。社会への報復を図ったものとされている。

「ネットイース(網易)」など中国ポータルサイトの報道によると、事件は現地時間の午前10時過ぎ、広東省中山市にある大涌鎮の旗峰路で発生した。

犯行に使われた重機は、前部に太い丸太をつかんだり、解体工事に使用するハンドのついた特殊なホイールローダーと見られている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。