病変が隠れている頭痛は肝胆に問題がある 4つの解決策(下)

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肝臓の調子が悪いと偏頭痛も治りにくい

漢方医では肝経には情緒や睡眠などを調節する機能を持つと考えられています。常に怒ったり、情緒不安定になったりすると肝臓の気が影響を受けます。

肝臓の気の停滞の原因は、患者が生活の中で多くの創傷的な事件に遭遇し、情緒が刺激を受け、心の中に大きな恨みと怒りが蓄積し、それが長期的に解消されずに心の中に抑圧されているためです。このような長期的なよくない感情は、偏頭痛、脂肪肝、胆嚢疾患、女性の子宮疾患など、私たちの体に徐々にダメージを与えます。

このような肝臓の気の停滞による胆嚢(のう)や子宮疾患は、疾患器官を切除しても、患者の症状を改善することはできません。なぜならば、肝臓の気の停滞の本質的な原因、つまり患者が長期にわたって心に抑圧してきた恨みや怒りなどのよくない感情を解決していないからです。これらの感情が排除されなければ、患者の肝臓は良くならず、偏頭痛も良くなりません。

肝臓の気の停滞を解消する方法

偏頭痛の根本的な原因は肝臓の気の停滞であることが分かったので、肝臓の気の停滞を解消するには、まず情緒を調節しなければなりません。これらの方法を試してみることができます。

怒りを解放する

不快なことを思い出したとき、うっぷんを晴らす簡単な方法で、次のようにします。

左手の親指のつけ根の骨の内側で、脈がよく触れるところを見つけます。次に、右手の人差し指、中指、薬指の3本を当て、左手の手のひらを額に貼り付けます。そして、自分を不快にさせた人、物事、言葉を思い出し、その時の感情を呼び起こします。同時に左手の脈を感じて、これらの場面と感覚が徐々に消えるまで、何度も深呼吸してください。

気分転換する

現実の生活では、私たちを怒らせることが絶えず起こります。私たちは自分の精神的信仰と観念を調整し、物事を見る角度を変えなければなりません。私たちは出会った不公平や不運な出来事を、自己成長や魂の昇華の機会として捉えなければなりません。健康には4つの次元があり、体、栄養、エネルギーから魂に上昇し、魂を癒すことができる医学は伝統文化の「修行」です。

適切な運動

より簡単な方法としては、屋外で心身をリラックスさせる運動をすることです。庭園や公園で、ゆったりとした服装を着て、リラックスした太極拳や気功を行うと、肝臓の機能を整え気を緩和する効果があります。

屋外の自然環境を歩くと、より顕著なストレス発散、リラックス作用があります(elise / PIXTA)

リラックスする

よりロマンチックな方法としては、お茶を1杯飲んだり、箏や琴を聴くことで、ストレスが緩和され、疲労が解消され、落ち着くことができます。

(完)