8月6日の河北省涿州市。まだ水が残る町中で、物を運ぶ男性。(Getty Images)

予告なしのダム放水で「全てを失った」 絶望の町で、被災者の自殺が続く =中国 河北

「予告なしのダム放水だった。これは天災ではなく、人禍だ」。7月末から、中国で起きた一連の洪水災害をめぐり、多くの被災民が口にするのはこの言葉である。

しかし中国国内で、その「真実」は報道されていない。官製メディアや現地当局は、一貫して「豪雨による洪水被害」と主張。全てを、自然災害のせいにしてしまったのだ。

現在、水は引いた。しかし残されたのは、あまりにも無残な、廃墟となった故郷の町と、永遠に癒えることのない被災民の心であった。

▶ 続きを読む
関連記事
「三年二組の李先生、聞こえていますか!」中国で、いじめ対応に怒った親が配達員に抗議を依頼。教師の自宅前で拡声器を使い、怒りをぶちまけた
「健康調査には重い病気と書け」「採血が始まったら隠れろ」「通行人のスマホを奪え」「店の商品を壊せ」そこまで教えるの? 中国のネットで語られる、耳を疑うような子供の護身術
習近平を「亡国の君主」と批判し、6年間服役したと訴える中国の元メディア幹部、程万軍氏が11月3日、台湾で人道的保護を求めた
灰皿、鍵、巨大タグ、今度は2メートルのリボン! 中国通販で悪質な返品客との知恵比べが続いている
中国で、AIが「無毒」と判定した野生キノコを食べた男性がICUへ。架空の本、存在しない判例、でたらめな参考文献……。AIの自信満々な答え、信じすぎていませんか?