イメージ画像。北京の天安門広場。(Lintao Zhang/Getty Images)

中国で「社会報復事件」が頻発するのは何故か?

昨今の中国で、無差別殺人に代表される「社会報復事件」が頻発している。しかも、その頻度は高くなっているようだ。そこで「それは何故か?」という根源的な問題を考えざるを得ない。

ここで日本の過去の実例を引き合いに出すことが適切とは思われないが、最近の中国で頻発するこれらの事件が、あまりにも日本人の想像を絶する凶悪な犯行であるため、日本人の理解に資するつもりで想起しておきたい。

日本では、2001年6月に「大阪教育大付属池田小学校事件」が起きた。出刃包丁をもった男が授業中の小学校に侵入し、低学年の教室にいた児童と教師を無差別に殺傷。同校の1年生と2年生の生徒8人を殺害した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国AI「豆包」で、歴史上の大統領を検索すると人気俳優の画像が表示される騒動が発生。有料化直後だっただけに、「これで課金?」と批判が広がり、中国SNSでトレンド入り
中共系企業が提供する安価な5G通信網。その裏では、各国を技術・資金・インフラ面で依存させる「シリコン・カーテン」が広がっている。ファーウェイ問題や一帯一路を通じて進む「デジタル属国化」の実態を分析する
最近、中国版のTikTok、抖音(ドウイン)では「深夜の造反」と呼ばれる現象が現れている。市民が隠喩的な文章で、特定の時間帯に中国共産党への不満を投稿している。
中国石油タンカーが今週、ホルムズ海峡の入り口付近でイラン軍の攻撃を受けた。イラン戦争勃発以来初めて。中共当局は中国船と認めず、専門家からは、当局が事件の影響を抑えようとしている可能性があると指摘
中国SNSで「皇帝を撃つ」動画が拡散。コメント欄を埋め尽くす歓声と、反乱めいた声。削除されても止まらない、中国SNSで続く「深夜の反乱」とは