イメージ画像。北京の天安門広場。(Lintao Zhang/Getty Images)

中国で「社会報復事件」が頻発するのは何故か?

昨今の中国で、無差別殺人に代表される「社会報復事件」が頻発している。しかも、その頻度は高くなっているようだ。そこで「それは何故か?」という根源的な問題を考えざるを得ない。

ここで日本の過去の実例を引き合いに出すことが適切とは思われないが、最近の中国で頻発するこれらの事件が、あまりにも日本人の想像を絶する凶悪な犯行であるため、日本人の理解に資するつもりで想起しておきたい。

日本では、2001年6月に「大阪教育大付属池田小学校事件」が起きた。出刃包丁をもった男が授業中の小学校に侵入し、低学年の教室にいた児童と教師を無差別に殺傷。同校の1年生と2年生の生徒8人を殺害した。

▶ 続きを読む
関連記事
戦狼に対抗するのは「戦猫」だった。台湾の蕭美琴副総統が本紙の独占インタビューで語る対中戦略の真髄。柔軟さと鋭い爪で圧力に向き合う外交の新モデルとは。
中共は外資誘致に向けた新措置を打ち出したが、対中直接投資の減少は続いている。4月に公表された「産業チェーン・サプライチェーン安全規定」が外資企業の警戒感を強め、撤退を加速させているという
中国で「民族団結進歩促進法」を7月1日から施行する。同法について中共政府は、「中華民族共同体意識」を強固にし、各民族の合法的権利を守るための法律だと説明しているが、真の目的は何だろうか
今年も「We are sorry」の季節がやって来た。豪雨で混乱する中国の空港では、この謝罪放送が利用客の間で「空港専用BGM」と呼ばれている
端午節の時期、中国ではちまきだけでなく車まで包んでいた。6月以降、中国19地域で巨大ひょうが相次ぎ、街にはお布団姿の車がずらり…