10月18日、雲南省彌勒市にある商業施設で、客を乗せたエレベーターが落下する事故が起きた。写真は事故現場を捉えたもの。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)

商業施設のエレベーターが落下 少なくとも3人死亡「ロープ切れ」か=中国 雲南

18日の昼頃、雲南省彌勒市にある人気の商業施設「佛城商都」で、客を乗せたエレベーターが突然落下する事故が起きた。エレベーターは4階から1階まで落下。これまでに少なくとも3人の死亡が確認され、17人が負傷したと中国メディアが伝えた。

この商業施設は8年前に開業しており、事故が起きたエレベーターは貨物の運搬にも使える大型のものである。昨年にもエレベーターが急落する事故が起きていたことがわかり、以前から不具合があったという。

中国メディアの取材に応じたある目撃者は「エレベーターを吊っていたロープ(ワイヤーケーブル)が切れていたのを見た」と語っている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
白タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか