フェンスが張りめぐらされたAPEC会場付近の道路。2023年11月14日撮影。(JASON HENRY/AFP via Getty Images)

APEC期間中、中国SNSでは「習」字が検閲対象に? 「この政権は終わりだ」の声しきり

バイデン米大統領は15日、サンフランシスコ郊外で中国共産党(中共)の首魁・習近平と約4時間にわたり会談を行った。バイデン氏は、会談後の記者会見で「習近平は独裁者である」と改めて明言した。

いっぽうAPEC期間中、中国SNSのウェイボー(微博)やウィーチャット(微信)などでは「習」の文字が(簡体字と繫体字ともに)検閲対象となっている模様だ。

エポックタイムズの記者は15日、ウェイボーやウィーチャットで「習」を検索すると、表示されるのは「習近平」のワードや中共公式アカウントからの報道のみだった。つまり、習近平に関する一般ユーザーからの投稿は、全くヒットしないのである。

▶ 続きを読む
関連記事
最近各国で関心が高まっている中共による臓器収奪問題。香港大紀元の記者が臓器収奪を主導した一人とされる黄潔夫・元中国衛生部副部長に直撃取材した経験がある。記者が「あなたが(臓器収奪に加担した)責任追及リストに載せられているが、この件についてどう答えますか?」と質問すると、黄は不敵な笑みを浮かべたまま急いで立ち去っていった。
来年1月から、中国本土から海外への送金に対する規制が強化される。個人が一定額を超えて送金する場合、資金の使い道や送金先などの説明が必要となり、保険料や投資資金の送金を続けてきた人たちの間で不安が広がっている
雪像だと思ったら人だった。中国河南の観光地で、大雪の中、関羽に扮した男性が薄着のまま立ち尽くす映像が話題に。英雄像の裏で、生活の重さが静かににじんでいる。
中共による生体臓器収奪問題を扱ったドキュメンタリー映画『国家の臓器』の上映会が10日夜、参議院議員会館で開催された。出席した国会議員や有識者からは「実態は想像をはるかに超えている」「強い衝撃を受けた」といった声が相次いだ。
まただ。中国・江蘇省南昌の病院で医師が十数カ所切り付けられる事件が発生。なぜ患者の怒りはここまで爆発するのか?利益優先の医療、医師の説明不足など、医療への不信感が蓄積した結果、中国で医療トラブルが続発している。