2023年12月10日、安徽省合肥市で第二の「彭宇事件」が起きた。交差点で転倒した電動バイクを乗っていた老人を、助け起こした心優しい男性が、老人の家族から手術費用負担を請求された。交通警察からも「責任を負うべき」と裁定されたという。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)

老人を助け起こした心優しい市民 医療費負担を求められる=中国 安徽

安徽省合肥市でこのほど、「中国社会のモラル崩壊」を引き起こした「彭宇(ほう う)事件」を完全に再現したような事件が起きた。

交差点で転倒した電動バイクの老人を、心優しい男性が助け起こした。ところがこの男性は、助けた老人の家族から手術費などの医療費負担を求められた。交通警察からも「責任を負うべきだ」と裁定されたという。

中国メディアによると、今月10日午後1時ごろ(現地時間)合肥市内の交差点で、黒い乗用車が減速しながら右折しようとしたところ、右折先に電動バイクを乗った老人(70歳、男性)が接近、老人のバイクは乗用車の近くで転倒した。

▶ 続きを読む
関連記事
米国司法省が公開したエプスタイン文書により、中共高官との黒い霧が浮き彫りになった。習近平就任直後の温家宝一族への資産調査や、江沢民による政治工作、太子党と米金融界を結ぶ汚れた資金還流の実態を暴く
中共軍トップの張又俠らの失脚が囁かれる中、全人代がその資格剥奪案を見送ったとの報道を解説。習近平が進める粛清と、趙楽際率いる全人代の足並みの乱れから、指導部内の深刻な亀裂と権力闘争の可能性を追う
中共軍上層部で将官の失脚が相次ぎ、指揮体系に異例の権力空白が生じている。習近平は軍内部の人事再編を進めているが、台湾侵攻への姿勢に変化は見られず、専門家は日米台がこの時期を安全視すべきではないと警告
北京の要衝を守る衛戍区司令官が交代したのは、張又俠拘束の直前だった。習近平が信頼できる人物を配置し、軍内部の動きを封じた可能性が指摘されている
複数のアナリストは、文民・軍双方の高官に対する一連の粛清は、習近平氏がさらなる任期確保に向けて動く中での政治的権力集中を示していると指摘している