山東省済寧市の小学校の校門近くに設けられた「眺望台」。生徒を見守るための設備だという。2024年3月4日。(SNSより)

小学校の前に「お立ち台」を設置 相次ぐ児童を狙った「社会報復事件」を受けて=中国 山東

中国では近年、小学校の校門近くで児童や生徒を狙った「社会報復」事件が相次いできた。そのため「対策」に乗り出す学校も現れている。

例えば、山東省済寧市のこの小学校では「眺望台(塔)」という、やや原始的な対策がとられているようだ。登下校する子供たちを見守るため、教師や警備員などが、道端に設けられた5メートルほどの「高い台」の上に立つのである。

アイディアは結構である。しかし、5メートルの高さから下りる時間のロスがあるので、子供たちに暴漢や暴走車が襲いかかった瞬間には、おそらく間に合わないだろう。

▶ 続きを読む
関連記事
中共人力資源・社会保障部は、データを活用して社会保険の未加入者を特定し、加入を促す方針を示した。SNSでは「仕事も収入もないのに何で払うのか」と反発が広がっている。社会保障財政が厳しくなり、未加入者から保険料を集めるのではないかとの見方も
2026年9月の中国の乗用車小売販売は前年同月比24%減の170万2千台となった。新エネルギー車も12%減少。価格競争の激化や販売店の収益悪化など、中国自動車市場が直面する現状をまとめる
中国のベテランマネージャーが、芸能界の性的搾取の闇を暴露。「後ろ盾がないなら、我が子を芸能界に入れるな」、中国で繰り返されるこの忠告。その背景に何があるのか
ロシアのペスト研究所で28歳の女性職員が死亡。隣接する中国東北部では「肺ペスト」への警戒が広がり、食料や薬の備蓄を呼びかける投稿が拡散。都市封鎖のうわさまで
また中国製EVで悲劇か。衝突、炎上、ドアが開かず乗員死亡、そして事故情報の削除。またもやおなじみの展開だ。事故の真相より情報を消すことが優先されるのか。守るべきは人命か、それとも企業の評判か