中国の農民労働者。(MARK RALSTON/AFP via Getty Images)
格差の広がる中国

政府資金で退役幹部の休養基地に「2千億円以上」 SNSで特権への批判の嵐=中国 

最近、中国の四川省成都市に政府資金で成都市に100億元(約2071億円)かけて退役幹部用の「休養基地」が立てられることが入札公告で明らかになった。100億元といっても土地代は別で、総工費ははるかにかかっている。

中国経済がどん底状態になっている最中に、こうした退役幹部用のレジャー施設建設の話題は多くのネットユーザーの間で話題となり、中国SNSのウェイボー(微博)でもトレンド入りした。

ネット上のコメントには「庶民はこんなに苦しんでいるのに共産党老幹部の休養地建設にこれほどの大金かけるとは」との憤慨コメントも殺到。SNS上では中国共産党特権階級への批判の嵐となった。

▶ 続きを読む
関連記事
南京大学数学学院の元学院長が「もうやりたくない」として辞任。研究者が管理職を離れる背景には、研究時間を圧迫し成果に直結しにくい行政業務の重い負担がある
中国・深センの智博通電子が製造する20機種以上のルーターに、バックドアが組み込まれていたことが判明。35秒ごとに中国で登録されたドメインと通信し、遠隔操作や同一ネットワーク内の機器へのアクセスに悪用される恐れがある
中国で遺言書を作る若者が急増。30歳未満の作成者は前年比42.3%増、平均年齢も13年連続で低下している。友人の事故を機に公証処を訪れる若者や、ゲームアカウントの相続を望む人など、財産分与だけでなく思いや人生の記録を託す新しい遺言のあり方が広がる
6月末から約5週間で中国8省・自治区にマグニチュード3以上の地震が102回発生。うちM5以上は8回で7月に集中し、前年の年間回数を既に上回った
中国EV市場で開発期間を大幅短縮した「速成車」が急増。試験工程の省略により安全性への懸念が拡大している。過当競争が背景にあり、その影響は日本市場やメーカーにも波及する可能性がある