2019年7月26日、カンボジアのリーム海軍基地の桟橋を歩くカンボジア海軍の隊員たち(Tang Chhin Sothy/AFP via Getty Images)

中共がカンボジア海軍基地を発足 インド太平洋に警鐘を鳴らす

中国共産党(CCP)は、カンボジアのリアム海軍基地の拡張工事を正式に完了した。この拡張は、中国のジブチにある海外基地を彷彿させるものであり、南シナ海におけるCCPの軍事的影響力拡大への懸念を一層高めている。

今月初め、カンボジアと中国はリアム海軍基地で共同物流および訓練センターを開設した。これはジブチに次いで北京で二つ目の公に認められた海外軍事施設だ。中国資金による拡張には、ドライドック(船舶の検査・整備・修理を行うための専用施設)と、2万トンまでの軍艦を受け入れることができる650メートルの桟橋が含まれている。

タイ湾に面し、南シナ海に直接アクセスできる戦略的な立地にあるリアム海軍基地は、カンボジアの唯一の海軍基地だ。このプロジェクトは、カンボジアが2020年に米国製の施設を解体し、修理の提案を拒否したことに続いている。

▶ 続きを読む
関連記事
孔子はなぜ各国の政治を探ったのか?単なる職探しや名利のためではない――弟子・子貢の言葉から紐解く孔子の真の志と、「民の徳を厚くする」教化の本質に迫る。儒教の神髄が学べる必読の一章
歴史や先人の歩みを学ぶ意義は、単なる知識の蓄積ではなく、時代の波に流されない「生き方の基準」を得ることにあります。目先の富や権力に惑わされず、人として大切な誇りと真の豊かさを取り戻すための指針です
「自分より劣る者と友になるな」——『論語』の有名な一節に抱く違和感の正体とは?従来の解釈を鮮やかに覆し、孔子が本当に伝えたかった「君子の心得」を紐解きます。第一章との意外な繋がりに、学びの常識が変わります
米国各地の都市や町が、電力を大量に消費するデータセンターへの対応に苦慮する中、中国共産党(中共)政権はこの問題を利用して分断を煽っている。
ファウチ氏をめぐるNIHの大量の内部資料が公開された。ランド・ポール上院議員による資料公開や公聴会、コロナ禍で失われた政府・科学界・メディアへの信頼を、筆者が振り返る