アメリカのインド太平洋軍司令官、海軍大将サミュエル・パパロ氏 (MARCO GARCIA/AFP via Getty Images)

台湾海峡の紛争に備えるべき 米空軍准将が本土への攻撃の可能性を警告

米軍の高官は、中国の軍事力が急速に増強されており、もし台湾海峡で戦争が発生した場合、アメリカ本土の軍事基地が攻撃を受ける可能性があるため、米軍は大規模な戦争への備えを強化すべきだと警告している。

ロイター通信によると、米空軍准将ダグ・ウィケルト氏は今月初め、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地近くの地域リーダーを集め、今後数年以内に中国が台湾を攻撃した場合、地域社会は戦争開始直後から甚大な被害を受ける可能性に備えるべきだと述べた。

ウィケルト氏は、カリフォルニア近郊の「エアロスペース・バレー」で製造されている最新鋭の米軍機、特に1990年代のB-2ステルス爆撃機の後継機であるB-21「レイダー」は、北京政権への抑止力の要であると強調した。しかし、抑止が失敗した場合、中国はアメリカ本土、特にこうした航空機を生産するノースロップ・グラマン工場を含む周辺地域を攻撃する可能性があると警告した。

▶ 続きを読む
関連記事
ピート・ヘグセス国防長官は先週16日、国防総省がホワイトハウスに対し、2千億ドルの国防予算増額を申請したことを明らかにした。同長官はまた、「悪者を排除するには資金が必要だ」として、この金額は今後さらに増額される可能性があると示唆した
イラン革命防衛隊は、ワシントンがイランのエネルギー施設を標的にした場合、米国株を保有するあらゆる企業を「完全に破壊する」と表明した
米OpenAIは報告書で、中共当局と関係する人物がChatGPTを利用し、SNS上で高市早苗首相の政治的イメージを損なうための否定的な情報発信を試みたと明らかにした。
イランによるホルムズ海峡封鎖やエネルギー施設への攻撃を受け、日本と欧州主要国が航路の安全確保に向けた共同声明を発表した
小泉防衛相は会見で、スタンド・オフ防衛能力の配備に関し、抑止力の向上により武力攻撃の可能性自体を低下させると強調。統合幕僚長の発言への誤解を否定し、熊本県等と連携して丁寧な説明に努める方針を示した