資料画像。2007年12月1日、中国・雲南省昆明市の精神病院の廊下。(China Photos/Getty Images)
中国で一般化する「精神病院送り」の現実

中国で苦情を言えば「精神病院送り」

中国では、精神病院が人を治す場所ではなく、人を従わせ、社会から消すための装置として使われている。

役所や警察に不満を訴え、引き下がらなかっただけで「精神に問題がある」とされ、隔離される。入る前は理不尽に声を上げていた普通の人でも、いったん精神病院に入れられれば、薬物投与や拘束、圧力の中で声を失い、退院する頃には何も言えなくなる。日本人の常識では想像しがたい現実が、いまも中国にはある。

その実態を裏づける出来事が、大連市と宜昌市で相次いで明らかになった。

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