中共支配に対抗 米レアアース大手がブラジル鉱山買収 供給網再編が加速
米希土類企業のUSAレアアースは4月20日、28億ドル相当の現金と株式で、ブラジルのレアアース採掘会社セラ・ベルデを買収すると発表した。狙いは、中国共産党(中共)がレアアースのサプライチェーンで握る主導権に対抗することにある。
これは同社による一連の買収の最新案件で、採掘、加工、磁石製造の各分野における競争力をさらに高めるものとなる。買収完了後、USAレアアースはセラ・ベルデのペラ・エマ鉱山を傘下に収める見通しだ。ペラ・エマ鉱山は、他の多くの鉱床と異なり、重希土類を豊富に含んでいるため、極めて有望視されている。
米商務省は今年1月、USAレアアースに出資しており、トランプ政権が中国に依存しないレアアースサプライチェーンの構築を重視していることが浮き彫りになっている。レアアース元素は、電子製品やレーザー誘導兵器、先進的な戦闘機の製造に不可欠だ。
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