中国共産党の外柔内剛 米国には制裁批判 国内銀行には制裁製油会社への新規融資停止を命令
米国が制裁を科したイラン産石油輸入関連の中国製油会社に対し、中共は口頭では「反撃」姿勢を示す一方で、水面下では国内銀行に当該企業への新規融資停止を密かに命じていたことが明らかになった。
ブルームバーグは7日、事情に詳しい関係者の情報として、中共国家金融監督管理総局が国内主要銀行数行に対し、米国の制裁対象となった5社への新規融資を停止するよう口頭で要請したと報じた。ただし既存融資の引き揚げは禁じており、システミックリスクの誘発を避ける意図とみられる。当局はまた、銀行に対して同5社との取引関係を精査し、取引に伴うリスクを評価するよう求めたという。
制裁対象の5社は、恒力石化(大連)製油有限公司を筆頭に、山東省寿光魯清石化、山東金誠石化、河北鑫海化工、山東勝星化工の各社。恒力石化は中国最大の民営製油企業の一つ。米財務省は4月末、イラン産石油の輸出促進に加担したとして同5社を制裁リストに追加した。各社は数十億ドル規模のイラン産石油を購入していたとされる。
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