英各種メディアは10日、英情報機関MI5の責任者が、国内で約30に上る大規模なテロ計画が進められており、将来、化学テロや核技術を使ったテロ攻撃の恐れがあると指摘した、と伝えた。
MI5の責任者であるエリザ・マニングハム・ブラー氏は、9日にロンドンで行った講演で、若いイスラム系英国人が自爆テロを実行するための訓練を受けており、MI5が約1600人を容疑者にリストアップして監視している、と述べた。約1600人の大半は、英国生まれで、アルカイダとのつながりがある者という。
同氏は「われわれは、死者が出て、経済に打撃を与える多くの計画を察知している」としたうえで、計画の数については「30に近い」と述べた。
同氏は、こうした話は、警戒を呼びかけるのでなく、率直に現在の状況を示すことが目的としながらも、察知している計画は、MI5にとって最も優先度の高い問題だと述べた。
英国では昨年、地下鉄の駅などでイスラム系英国人4人が自爆し、死者52人、数百人の負傷者を出す惨事が起きている。
[ロンドン 10日 ロイター]
(06/11/10 15:58)
|