5月23日夕方、「夕方に現れる虹」が、中国・内モンゴル自治区の呼倫貝爾(フルンボイル)市で、約50分にわたり空を染め、地元住民や観光客から驚嘆の声が上がった。
太陽が地平線に沈む頃、七色の虹が夕焼けの空と重なり合い、まるで流れる油絵のような壮観な光景が広がったという。
中国メディアもこの現象を「午後6時50分~午後7時40分続いた天の芸術」として大きく報じた。
中国大陸ではここ数か月、こうした異常な空の現象が相次いで報告されている。
新疆ウルムチでは、今月だけで三度にわたって謎の発光体が出現した。5月9日には山東省済南市で空が紫に染まり「紫気東来(しきとうらい)」と呼ばれる吉兆現象が話題となり、4月には四川省成都で「二つの太陽」が見えるという不可解な現象が観測された。
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