94歳の豪女性、世界最高齢の修士号取得者に

玄孫(やしゃご)もいるという94歳のオーストラリア女性が今週、オーストラリアの名門校アデレード大学で医学の修士課程を修了した。これにより、世界最高齢の修士号取得者になる見込み。

この女性は、90歳の時に修士号取得を目指して勉強を始めたというフィリス・ターナーさん。歩行にはつえを使っているターナーさんは地元各紙に対し「5年間勉強した末のことで非常にうれしい」などと語った。

ターナーさんの指導教官だったマチェイ・へネベルク教授はロイターに対し、「気力では他の生徒と同じ。彼女の考えや熱意、興味は、25歳の人と見分けが付かないほど。快活な精神の持ち主だ」とコメント。勉学に対するターナーさんの熱心さを評価した。

ターナーさんは12歳の頃、父親がいなくなったため、母親に代わって兄弟の面倒を見るために小学校に登校しなくなった。それから60年近く経った70歳の時に、人類学を学ぶためにアデレード大学に入学した。

へネベルク教授によると、大学側はターナーさんの修士号取得をギネス世界記録に登録させる意向。

[キャンベラ 2日 ロイター]