中国の農村で、高齢者が年金だけでは薬も買えず、痛みに耐えて暮らす実態が明らかになった。
中国メディア「鳳凰網」の特集によると、湖北省の山あいでは多くの高齢者の年金が月100元台、日本円で約2千~3千円ほど。この金額では生活にも医療費も足りない。
腰痛に悩む女性は、薬の代わりに乾燥させたヘチマの繊維を煮出して飲む。関節痛の男性は、山で採ってきた草で足を洗い、歯磨き粉を塗って痛みをしのぐ。
薬が切れても、次の年金まで買えず、10日ほど我慢することもある。
暖房用の燃料も十分に買えず、山で枯れ枝や木を拾って持ち帰り、薪として使う。電気代を抑えるため、暗くても照明をつけないことも多い。
「薬は高くて買えない」
こうした生活が日常になっている。
政府は年金を月20元引き上げたが、日本円で約400円程度にすぎず、不満の声が広がっている。
一方で、公務員などは月数万円以上の年金を受け取る例もあり、格差の大きさが浮き彫りになっている。
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